この記事の目的
みなさんこんにちは、ズーチーです！
今回は、3Dプリンターを使ったタグプレートの作成方法を紹介します！！
早速ですが出来上がりはこんな感じです！！
なんでこんなものを作るかというと・・・
ずばりフィラメント種毎のプリントサンプルとして管理するためです！！
フィラメントってメーカーによって色味や質感がかなり違ったりしますよね！
サンプルモデルをとっておいてもどのフィラメントで作ったのかよくわからなくなってしますんですよね・・・
であれば、いっそメーカー名入れたプレートをプリントしてまとめて管理しておけば後からでも比較しやすいのでは！？、と思いました！！
遊び半分ですが、3DCADのテキスト機能の練習も兼ねて作ってみたので作成方法を紹介していきます！！！
☆ちなみに私の使用しているプリンターとフィラメントは以下です！
※PEIシート使ってない方はマジでおすすめなので是非試してみてください！！
☆プリンターについてはこちら↓
①CAD作成
では早速CADを書いていきます！！
私が使用しているのはFusion360です！！
初心者の方はとりあえずこの書籍一通りやれば使えるようになるのでオススメです！！
はじめにオフセットやフィレットを使いながら以下の寸法でスケッチを描きます！
次に作成→テキストを選択して、余白の上半分のエリアにテキストボックスを作成して
任意のフォントでフィラメントメーカー名を入力します！
この寸法だと高さは7mmくらいがちょうど良いです！
次に、先ほどと同様にテキストを選択して余白の下半分にフィラメントの種類と色を記載します！
あとは押し出すだけです！！
枠とテキスト部分を選択して3.0mm押し出します！
最後に残りの部分を選択して2mm押し出せば・・・
完成です！！
CADが出来上がりました！
ではプリントしていきましょう♪
②プリント
ではプリントしていきます！！！
今回のプリント条件は以下です！！
プリント設定
- フィラメント：Kexcelled ABS
- ステージ温度：90℃
- ノズル温度：240℃
- プリントスピード：60mm/sec
- 冷却ファンスピード：100%（initialファンスピード 0%）
結果はこちらです！！
いい感じですね！
なんならプリント条件もCADに描き込んでおいてもよいかもですね！
（さすがにそれはめんどいか・・・笑）
③色々なフィラメントの比較
早速複数のフィラメントをプリントして比較してみました！
こんな感じです！
なんだか思いのほかかっちょよくてオシャレじゃないですか！？笑
こうしてみると、同じABSの白色ですが・・・かなり色味が違いますね～！！
無塗装で使用する場合など、事前にどのメーカーの色味が合いそうかを確認するのに便利ですね！
新しいフィラメントを使うときには毎回作ってみようと思います！！
皆さんも是非色々なタグプレートを作ってみてはいかがでしょうか？オススメです！
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回はフィラメントのサンプルモデル用タグプレートを作成してみました！
CAＤは簡単ですが、なんとなく英字だしかっこいい感じがしますよね！？笑
フィラメントによる色味や質感を直感的に比較できるのでおすすめです！！
是非新しいいフィラメントをお試しの際は作ってみてはいかがでしょうか？
後々役に立つかもしれませんよ！
3Dプリンター初心者の方の参考になれば幸いです！ではまた！！
