この記事の目的
皆さんこんにちは、ズーチーです!
最近3Dプリンターの新機種発表ラッシュで、そろそろ新しい取り組みをしたいなーと思い
色々探っていましたが・・・
突如とあるプリンターが日本発売となったことを知って
飛びついて購入しちゃいました!!
その名も・・・
BambuLab X1–Carbon Combo
です!!
こちらは海外では2022年に既に発売開始されており
Youtube等でもかなり評価の高い機種でした!
よく他社の最新機種との比較対象としてレビューされていますね♪
なんといってもこのX1-Carbonの売りは
爆速仕様 と 多色印刷
です!!
AMS(Automated Material System)と呼ばれるシステムで最大16色のフィラメントを同時使用可能です!
1つのシステムにフィラメントを4つ設置可能で、これを4システム分繋げることができるようです!
めちゃくちゃ世界が広がりますね!!
印刷の品質も好評ですのでわくわくが止まりません!
早速開封から1st印刷までについて紹介していきます!!
☆ちなみに私のフィラメントは以下です!
☆いつも使っているプリンターについてはこちら↓
①BambuLabとは?
BambuLabとは中国発のスタートアップ企業で、歴史は浅いながらも革新的な取り組みで
最近の個人向け3Dプリンター業界ではかなり注目されています!!
Bambu Labは、個人用デスクトップ3Dプリンターに特化したスタートアップです。X1シリーズをはじめ、デジタルと物理的な世界の間の障壁を取り除き、創造性を新たなレベルに引き上げる最先端の3Dプリンターを製造しています。現在、中国の深圳と上海、アメリカのテキサス州に3ヶ所の拠点を持っています。
https://bambulab.com/ja/about-us
今回購入したX1-Carbonは2022年にKickstarterで発表され
瞬く間に目標金額を大幅に超えた資金を集めて大注目となっていました!
そこから日本公式発売までは随分と時間がかかってしまいましたが、
2023年5月に満を持して日本上陸しました!!!
②購入
購入は今のところ以下のBambuLab Japanストアからのみとなっております!
今回購入したのはこちらのX1 Carbon Combo です!
お値段24,9000円ですね! お、お高い・・・
米国では1400$くらいなのでレートを考えても米国外がお高めな値段設定となっているようですね!
今までもQidiTechの5万円台のプリンターで大満足してたので、中々震える金額です!
他にもラインナップは
- AMSなしのX1-Carbon (20,9000円)
- カメラやエンクロージャーがオプションのP1P(10,9000円)
があります!
カメラや多色印刷がとりあえずは不要で、ABS等も使う予定がない場合は
P1Pで十分おすすめ!となりそうですね!
速度等の実力の部分はX1と変わらないようです!
私は今回やったことないこと(=多色印刷)に挑戦したかったので
AMS付きX1-Carbonを購入してみました!
公式発表は2023/5/22に発売とのアナウンスが出たようですが
たまたま2023/5/19(金)に覗いたら購入可能な画面になっていたので
興奮して熟考する間もなくポチっちゃいました!笑
5/20(土)の明け方にポチって5/30(火)のお昼には到着したので、土日を挟んだことを考えてもかなり早くゲットすることができましたよ!!
日本からの発送ということでストアからの安定供給も期待できそうですね!
③開封の儀
それでは早速開封の儀です!!
先ずこんな感じで到着しました!でかい!!
重さ的にはギリギリ一人で2Fまで階段で持って上がれるくらい(?)でした!笑
では開封していきます!!
パかっ
結構しっかり梱包されていますね!安心感があります!!
上の梱包材をどかして、一気にプリンター本体を取り出します!
ドン!!!
なんだこれすでにかっけぇ・・・
ちなみに箱の下にはフィラメントが入っていました!
海外だと4つ入っているイメージでしたが、日本版はフィラメント3つなんですね〜
という訳でここからは付属していたスタートアップガイドに従いセッティングを始めていきます!!
④組み立て
では細かな部分を組み立てていきます!
ちゃんと日本語のマニュアルがついてきましたよ!!さすが日本版♪
まずは付属物の確認です!同梱物は以下となっていました!
- タッチパネル
- スプールホルダー
- フィラメント(250g×3個)
- ホットエンド
- ノズル拭き上げパッド(交換用2枚)
- 電源ケーブル
- フィラメントカッター(交換用2個)
- バスケーブル(4ピン)
- バスケーブル(6ピン)
- 六角レンチ(1.5/2)
- ノズル詰り用ツール
- スクレイパー(歯)
- ビルドプレート
- 常温プレート用シート( 交換用2枚)
- プレート用糊
購入前に良く確認してませんでしたが
替えのホットエンドもついているなんで素敵ですね♪
では付属の工具を使って進めていきます!!
今回セットになっているAMSはプリンターの中に梱包してあるそうなので、固定ネジを外して取り出します!
取り外すネジには全て赤矢印シールが貼ってあってわかりやすいです!親切♪
AMSはこんな感じです!
う〜ん、かっちょいい・・・
次に、ビルドプレートやZ軸もネジ固定されているので、それらも取り外します!
このタイミングで、ノズル回りやダストシュートの梱包もとっちゃいます!
エクストルーダーもかっちょいいですね~
次にAMSを上にのっけたうえで、付属の配線を指示通りに裏面につなげていきます!
シングルフィラメント用のスプールホルダーも取り付けて、裏面はこんな感じです!!
最後に前面上部に付属のタッチパネルを取り付けたら・・・
準備完了です!!
それではいよいよ起動していきます!!!!
⑥初期セットアップ・キャリブレーション
では、電源をつけます!
・・・かっけ~!
特にAMSが近未来感あってかっちょいいです!
あとは画面の指示に従ってポチポチしていきます!
Wifi設定 ⇒ 最新Verへの更新 ⇒ キャリブレーション が終われば準備完了です!
特に迷う部分はありませんでした!!
準備ができたのでAMSにフィラメントを通していきます!
付属していたのは以下でした
- Bambu PLA(緑)
- Bambu PLA-CF(黒)
- Bambu Support(白)
Feedと書いてあるトリガーを引いてフィラメントを差し込むと、自動でガーっとフィラメントが送り出されていきます!
フィラメントの準備はたったこれだけです!!
しかもBambu純正のフィラメントはリールにタグがついていてロードすると
自動でAMSが何の種類のフィラメントかを認識してくれます!すごい!!
あとは指定にある通り、ビルドプレートシートに付属の糊を適当に塗っておきます!
これで準備完了です!!いよいよ初印刷していきます!!
⑥印刷
内部ストレージに既にいくつかファイルが存在しているので、今回はその中でも定番の
3D Benchyを作成します!
後々動画は貼っていくとして・・・とにかく各移動時の速さが爆速です!
危険じゃね?と思うほど早いです・・・!!!!
ノズルクリーニング
⇩
オートレベリング
⇩
XY軸特性測定
⇩
試し書き
⇩
1層目プリント
⇩
ライダー確認
⇩
メイン印刷
となっていくようです!内訳はこんな感じでした!
- 準備時間:7m38s
- モデル造形時間:16m35s
- 総プリント時間:24m13s
今まで1.5hくらいでプリントしていたベンチ^が30minでプリントできるってのも爆速な感覚ですが
7minはプリント前の準備なので実際のモデルプリント時間は約16minで超速いですよね!
ちょっと前準備が手厚すぎる気がしないでもないですが
安定して再現性高くプリントするためにはこのくらいの準備が重要なのかもしれませんね!
そして肝心の出来栄えですが・・・
超綺麗です!
使用したフィラメントは付属していたBambu PLAです!
全くなんの設定も弄っておらずワンクリックの印刷でこの出来です!
かなりびっくりです!!高いだけある!!!笑
PLA自体久しぶりに使いまいたがこんなに質感良かったっけ?となりました!
もしかしたらBambu PLAがとっても良い感じなのかもしれませんが・・・
色んなフィラメントで試してみたいと思います!!
いきなりのこの性能・・・創作意欲爆上げですね!!!
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回は海外でも話題のBambuLab X1 Carbon を購入したので1stプリントまでの流れを紹介しました!
我が家のプリンターも遂に2台目です♪
値段はお高いですが、とにかく全てが異次元なプリンターという感じです!
出来栄えがキレイすぎてものづくりが更に楽しくなりそうです!!
X1C一番の特徴であるAMS(多色印刷)にチャレンジする前でこの感動です!
今後どうなっていくのでしょう・・・わくわくがとまりません!!
どんどん使ってリアルな声を紹介していければと思います!
BambuLab製のプリンターを購入検討している方の参考になれば幸いです!ではまた!