この記事の目的
みなさんこんにちは、ズーチーです。
今回は “TPU” フィラメントのゴムっぽさを活かして、グネグネ曲がるマグネットクリップを作ってみようと思います！
こんな感じのイメージのやつです！
このマグネットクリップ、ケーブルクリップにしたり文房具に巻いて冷蔵庫に貼ったりと便利なんですよね！
私も玄関先にハンコ取り付けたりするのに使っています。
とても便利なので、自作して無限に量産できたら良いなぁと考えました！
早速作ってみます！！
☆ちなみに私の使用しているフィラメントとプリンターは以下です！
☆プリンターについてはこちら↓
①デモプリント
まずは厚みや弾力とかの感覚の部分を決める為にデモプリントしてみます！
使うのはこんな感じの、1mm厚のペラペラモデルです！
Fusion360で30秒で描けます！笑
どのくらいの厚みが良さそうか？を試す為に厚さを1mm/1.5mm/2mmと振ってプリントしてみます！
ちなみに、厚みの調整はスライサーソフト側の個別軸での縮尺によって変更できるのでCAD側での修正は不要です！
できあがったのがこちら！！
左から厚さ1mm/1.5mm/2mmです！
かなりペラペラに感じますがちぎれたりしそうな感じはありません！
曲げてみるとこんな感じです！
エッジの部分を見ると1.5mm以上では曲げ部分のウォールにねじれのような負荷がかかってるように見えます。
なるべく負荷は低くしたいですし、1mm厚で柔らかさ等も問題なさそうです！
本番は1mm厚採用に決定！です！！
②本番モデル作成
ではいよいよ本番用のモデルを作成していきます！
今回はこちらのマグネットクリップを参考に作ってみました！
使用するマグネットはamazonで昔大量に買っておいたものを使います。
直径10mm 高さ2mmなので、このサイズが綺麗に収まるサイズ感で、マグネット挿入用の空間を作ってモデリングします！
出来上がったCADがこんな感じです！
早速プリントしていきます！！
プリント途中でマグネットを挿入するので、“Post Processing Plugin”画面の“Pause at height”を設定してプリント中に一時停止し、マグネットを埋め込みプリント再開して蓋をします！
詳しくはこちらの記事を参考にしてください。
やはり2層分の蓋を介するだけでもひっつきが弱かったので、今回は片側2個づつの磁石を埋め込んでいます！
出来ました！！
くっつけた感じも良さそうです！
純正のものと比べても磁力も十分です！
大成功です！！
まとめ
いかがだったでしょうか？
今回はTPUフィラメントを使ってマグネットクリップを作成してみした！
長さや磁力の応用も効きそうで、手広く使えるものが出来上がりました！！
この手法は今後のDIYでもどんどん取り入れていきたいですね！！
いっぱい量産していきます！笑
それにしてもTPUフィラメントは楽しめますね！
今後も色々トライしてみようと思います！
3Dプリンター初心者の方々の参考になればうれしいです！ではまた！！
