この記事の目的
みなさんこんにちは、ズーチーです。
QIDI TECH imates(3Dプリンター)の初期設定編の続きです。
今回はwifiのネットワーク設定の方法について紹介します。
3Dモデルをプリントする際は、スライサーソフトで作成した.gcodeという拡張子のファイルをUSBに入れて直接プリンターに挿すことで、自作したモデルを出力することができます。
しかし、wifi通信機能を使えばいちいちUSBを抜き差ししなくてもファイルの送信・プリント開始をPC上で行うことができるようになります。
一度設定しておくだけでかなりの手間を省くことができるようになるので、はじめに設定しておくことをオススメします!
設定自体は簡単なのですが、一方で、専用のスライサーソフト”QIDI Print” の設定から実際にプリンターにデータを飛ばす際に若干てこずりました…
では、設定方法について解説していきます!
wifi設定:QIDI TECH imates本体側
まずプリンター本体のwifi設定からです。
“Tools” → “Internet” と進みwifiの設定画面に入ります。
次に、左上のタブをwifiマーク(右側)になるようにタッチします。(左はLAN接続時に使うのかな?)
初期画面では、すべてハイフン-になっているかと思います。
次に、一番上の無線LAN機のマークのある行をタッチします。
すると、検知したネットワークが一覧で出てくるので、繋げたいネットワークを選択します。
ネットワークを選ぶとパスワードの入力画面が出てくるはずなので、パスワードを入力してenterを押します。
すると、以下のように2段目、3段目の行は勝手に表示されていると思います。
これで、本体側の設定は無事に終了しました!
wifi設定:QIDI TECH imates スライサーソフト側
次は実際に “QIDI Print” からデータを飛ばしていきます。
適当なgcodeファイルを開きます。(図はQIDIユーザーにはおなじみらしい、TESTプリント用の謎パーツです)
左側のタブのwifiマークをクリックします。
すると、先ほど設定されたプリンターのIPアドレスが表示されていると思います。
表示されていない場合は、PCのネットワークの設定がプリンターと同じネットワークと繋がっているか確認して、更新マークを押せば出てくると思います。
で、この状態で “Wifi send” ボタンをクリックすると・・・ 以下のようなエラーがでます。
“Connection timeout” 私はここで15分くらい苦戦しました。
ファイル名やファイル自体を変えたりしてやり直しましたが、できず。
ようやくwifi設定の動画をよくみてみると・・・動画ではUSBを挿したまま対応していることを発見。
USBいらんから便利なんでしょ?と思いつつ本体にUSBを挿した状態で再びトライ。
すると今後はうまくいった的なメッセージが表示されました!!やりました!!
ここで “Yes” を選択するととたんにプリントが開始されます。
超べんりになりました!!
どうやらデータを保存するようなドライブは本体に入っていないので、外付けドライブとしてUSBを刺しておかないといけないんですね・・・
なるほどなるほど。
まとめ
という訳で、USBを挿しっぱなしにしておけばPCから転送・プリントスタートの処理ができるようになりました!
いかがだったでしょうか?
これ、めちゃくちゃ便利すぎます!!!
プリントが終わったら常に掃除してマグネットプレートを設置しておけば、すぐに次のプリントを始められますね!
逆に別部屋からプリント開始できてしまうので、間違ってクリーニング前にスタートしないように気を付けないといけませんね。
つまずかなければ5分で設定できちゃう簡単さでした!
同じ状況になる人がいるかは謎ですが、参考になれば幸いです。