この記事の目的
みなさんこんにちは、ズーチーです!
最近はもっぱら3Dプリンターで遊びまくっていますが、きれいさを求めるとパラメータ設定が中々難しかったりします。
どうしても所々で積層の継ぎ目が目立つ場合や、糸引きなど、何より積層跡も目立つのできれいさを目指すには後処理が必要となってきます。
ABSやPETGでは紙やすりやカッターで仕上げを行なっていましたが・・・地味にめんどくさいです。
昔プラモデルとか作った時も、やすりがけが面倒で中々先に進まなかったのを思い出します。笑
そこで、色々調べてみると電動のペンサンダーなるものを発見しました!
プラモデル界隈でどうも評判が高かったので、3Dプリンターでも使えるのでは?と早速購入してみました!
・・・
これがめちゃくちゃ捗ります!
今までなんやったんやと。
やすりがけがとっても気軽に、苦じゃなくなりました!
とってもおすすめなので紹介していきます!
☆ちなみに私の使用しているプリンターとフィラメントは以下です!
☆プリンターについてはこちら↓
①ツール紹介:ペンサンダー&電力調整器&神ヤス
まずはペンサンダーですが、プロクソンのものです。
プロクソンはルーターとか、卓上のミニ旋盤とかでよく見かけるメーカーですね。
私も趣味で木工やってますが、プロクソン製のものは初めて使います・・・
機能は単純で、スイッチオンするとペン先につけたアタッチメントが振動する、というものです。
8種類のアタッチメントとそれに合う紙やすりが付属しているので、購入したらすぐに使えます。
長方形の他にも溝角用の三角形など、色々使えそうです!
これだけでも十分なのですが一つだけ、振動(モーター速度)の調整ができないので難点です。
振動は強めなので丁寧に処理したい箇所ではなるべく低振動で処理したいですよね。(まぁ手でやればよいですが笑)
そこでこいつを使います!
電力調整器です!
ペンサンダーをこいつに挿してからコンセントに挿すことで、簡単に電力調整=振動調整ができるようになります!
可変コンデンサーとかかませてやればすぐ自作できるのかもしれませんが・・・如何せん電気回路が苦手すぎますので金の力に頼ります笑
最後に、おすすめのやすりです!
ちょっと前に子供にせがまれて数十年ぶりにプラモデルを作ったのですが・・・
今こんな便利なスポンジ一体ヤスリが売っているのですね!
試しに使ってみると、これまためちゃくちゃ捗ります!
厚めのものはしっかり真っ直ぐ削れますし、薄いものでも紙より厚いのでへたらずに曲面もきれいに磨けます!
まさに”神”ヤス!
神ヤスをアタッチメントに合わせて切り貼りすれば、神やすりがけツールの出来上がりです!
早速使ってみます!
②使ってみた!
以前の記事でも紹介しましたが、PETGでダイヤモンド型の模型を作ったのでそれで試してみます。
3分できれいになりました!
番目は120番→240番と荒いですが、かなりきれいです。
何よりペン持ってぼーっとやすり当ててたらきれいになるので本当に気楽です!
もっとはやく出会いたかったです!
こういったツール、初期投資は6,7千円ほどかかりますが・・・
ちょっとしためんどくさいが消えるとハードルも下がってよりものづくりが捗るので、初心者の方ほどツールに頼っても良いのでは?と思います。
ペンサンダー、とってもオススメです!
③追加アタッチメントの作成
3Dプリンターにハマってる以上、当然やりますよ。
アタッチメントの自作!
これが醍醐味ですよね。
てことで付属していなかった広めの四角と広めの三角アタッチメントを作成します!
なんだか3D的に角度つけてモデリングするの難しかったですが、(作り方の正解がわからない・・・)
なんとか3DCADを作成!
ABSでプリント!無限につくれます!
神ヤスを貼って完成!右二つが自作したものです!
これでさらにやすりがけ捗りますね!
3Dプリンター活用できてる感が心地よいです!3Dプリンター万歳!笑
まとめ
いかがだったでしょうか?
今回はやすりがけの補助ツールとしてペンサンダーを紹介しました。
私自身仕上げの加工がどうも面倒で、なんでも作って仕上げせず・・・ということが多かったですが
こういった補助ツールがあるととっても気軽に仕上げ加工にも取り組めますね!
これからは3Dプリント後の美観にも拘ってみようかなぁと思います!
DIY初心者の方の参考になれば幸いです!ではまた!!