この記事の目的
みなさんこんにちは、ズーチーです。
今回は3Dプリンターで “文字プレートを作る方法” を紹介します!
といっても3DCADのデータを作れれば他はいつものプリントと変わりません。
3DCADソフト “Fusion360” を使用してテキストを立体化して作成していきます!
テキストを気軽にCADで扱えれば、表札のような文字プレートはもちろん、
ステンシル用の抜き文字プレートも簡単に作成できてDIYの幅が広がりますよ!
さっそく作成していきます!
☆ちなみに私の使用しているプリンターとフィラメントは以下です!
QIDI TECH i mates 3D Printer,2021 New
OVERTURE ABS フィラメント 3Dプリンター フィラメント 1.75mm 1kgビルドサーフェス付き (ホワイト)
☆プリンターについてはこちら↓
①設計
今回のメインはここですね。Fusion360でテキストを入力する方法です。
“作成” → “スケッチを作成” で基準面を選択してスケッチ編集状態にします。
その状態で “作成” → “テキスト” を押すと十字カーソルが出てきます。
これを長方形図を描く時と同じ要領で文字を入力するエリアを指定してあげます。
(あとから修正できるので適当なサイズでOKです)
すると以下のような状態になります。
ここで、右側にあるテキストメニュー内の “文字” の箇所に任意の文字を入力します。
その下の“フォント” “高さ” を好きなフォント、サイズを設定してください。
試しにするとこうなります。
最初にしていしたエリアが小さかったため改行されてしまっています。
これを1行なるようにエリアを広げていきます。
一度OKを押してテキストメニューを閉じた後、テキストエリアの枠線上にカーソルを合わせると緑色の点が出てきます。
この点をドラッグしてエリアを調節します。
所望の状態になったら “スケッチを終了” します。
あとは好きに加工していきます。
例えば押し出しするだけでこんな感じです。
これに適当な土台を付け足したらもう文字プレート出来上がりです!
ではこのモデルをプリントしていきましょう!
②出力
普通にいい感じに出来上がりました!
文字間の移動がどうしても生じるので、普段目立たない糸引きは若干見られました。
あと、3の文字の先がちょっと崩れてしまってますね。
各層の開始位置なのでダマが集まってしまったようです。
文字は通常より歪みやダマが目立ちやすいのでスライサー設定は色々詰めていく必要がありそうです。
今後本格的に文字を切りたくなった場合は要条件出しです!!
☆過去の条件出しに関してはこちら↓
まとめ
いかがだったでしょうか?
前からCADでテキストを書く場合どうしたらよいのかなぁ〜、と疑問でしたが
調べてみたら思いのほか簡単でした。
既存のモデルに刻印したりする場合は位置調整に少し慣れも必要かもしれません。
テキストを使いこなすと、より製品っぽくなり脱素人なモデルが書けそうですね!
是非活用していきたいと思います。
何かの参考になればうれしいです!ではまた!!