この記事の目的
みなさんこんにちは、ズーチーです。
以前実家に帰った際、大昔に私が遊んでいた動く恐竜ブロック?をどこかから引っ張り出してきて
子供が遊んでいました。
なんだか懐かしいなぁと思ってみていたら、どうも4足歩行するはずのおもちゃが上手く歩いてくれません。
よくみてみると、モーターと足をつなぐパーツが壊れてしまっていて空回りしていました。
割れた部分は無くなっていますし、強度も問題になりそうなので接着は不可です。
諦めるしかないかなぁ・・・と思いましたが
今の私には3Dプリンターがある!
お父さんすげぇ!のチャンス!!
だと気づきました!
ついでに子供が別のプラモデルで遊んでいたところこちらも腕の接続パーツが折れたー、と悲しんでいたので、合わせて作成してみます!
レッツおもちゃ修繕です!!
☆ちなみに私の使用しているプリンターとフィラメントは以下です!
QIDI TECH i mates 3D Printer,2021 New
OVERTURE ABS フィラメント 3Dプリンター フィラメント 1.75mm 1kgビルドサーフェス付き (ホワイト)
☆プリンターについてはこちら↓
①恐竜ブロック
折れたのはこんな感じのパーツで、□型のモーター軸と足パーツをつなぐ感じですね。
モーターが回って足が動くという簡単な仕組みですね
早速CADを描いていきます。
長丸のベースを作って・・・
両側に円柱を押し出して・・・
片方は□型に切り抜いて・・・
完成です!
プリントしてみるとこんな感じです!
□抜きが若干狭くモーター軸が入らなかった為、少し幅を広げてうまく軸がはまるようになりました!
これらを取り付けて電源をつけてみると・・・
動きました!ちゃんとモーターと足も連動しており、4足歩行しています!!
1件目、目標達成です!
②プラモデルパーツの復元
こちらはロボット型のプラモデルです。
このように腕の接続部が折れてしまっています・・・
まぁ3歳児が遊んでいたらこんなもんですね笑
こちらも接着だと強度が弱く同じ末路となりそうなので、プリントです!
正常なもう片方の腕のパーツから採寸してCADを描いていきます。
なんか複雑っぽく見えますが、細かいことは気にせずに円と□を切り貼りして形を作っていきます。
なんだか、いつも非効率にやってますがプロはどんなふうに設計したりCAD書いたりしているか、是非お手本を見てみたいものです・・・
出来上がったのがこちら。
こちらも出力すると若干太かったので、微調整して機能するパーツができあがりました!
直して組んでみるとこんな感じ!
写真左の腕の付け根がプリントしたパーツです!
よく見ると積層跡や色味でバレますが・・・
機能としては完全に元通りです!!
2件目も目標達成!
まとめ
いかがだったでしょうか?
もう、なんだかおもちゃの修理屋さんになった気分です!
子供の株も爆上がり・・・かと思いきや、”魔法の電子レンジすご~い”ってことで望んだものが勝手にプリントされて出てくると思っているようです笑
ともあれ子供が喜んでくれるとこっちもうれしくなりますね!
小学生くらいになったらCADでも教えてあげられるよう、腕を磨いていこう・・・
何かの参考になればうれしいです。ではまた!